6人なのに9人力 全日本男子バレーを変えたキャプテン

石川祐希さんを讃える時間                        

大谷さん、羽生さん、八村さん、One OK Rock、50m9秒台の陸上選手たち・・・

世界で名を馳せる、希代の20代アスリート?の中で、もっと知られてほしい人がいる。

石川祐希さん。

大谷さんのことは詳しくは知らないけれど、

匹敵する存在、じゃないのかな?

知らないから、匹敵も何もないけれど

もっと騒がれてもよくない? と、最近は欲求不満気味です

学生時代、単身イタリアリーグで修行開始。

その後8年間、プロ契約を更新し、今やチームの大黒柱。

日本では、人気、実力ともにおとなしめのバレーボール。

イタリアで勝負する人が登場するなんて、当時は衝撃だった。

アイドル的な存在だった大学時代の短期修行は、少し話題になった記憶があるが、

まさか、まさか。8年も戦い続けるとは。

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東京オリンピック前あたりから、

彼は聖人のような佇まいになっていた。

ガタイは倍になり、試合中の表情に迷いがない。きっと、一個目の夢を叶えようとする人の顔。

特にすごいと思うのは

彼の引力で、日本代表チームが丸ごと強くなっていること。

もちろん、メンバー個々が最高峰。

が、嘘みたいに拾い、トスの時点で攻め技がいっぱい、勝負の3本目がまたまた多彩。

まぐれがない。狙いすました戦術ばかり。

その軸が石川祐希。

「俺たちは、できるんだ」 そんな彼のオーラでチームが引き上げられているのが見える。

楽しそう。みんなが自信に溢れている。

サッカー、野球、バスケ、スケート、卓球、ダンス・・・

はじめて世界への道を拓いた人々。それぞれ、すごい。

が、ナショナルチーム全体に、ここまで影響をもたらした人は、

ちょっと思いつかない。

二つ目(?いくつ目なのか、本当は知らない)の夢に向かっているように見える、今の石川さん。

メディアが取り上げなくても、米国実況の「ショータイム」並みに、個人で注目し続ける予定。

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